当社グループは、明治三十八年(一九〇五年)に長崎県平戸市生月町において、和船による巾着網漁業を始め、以来百年以上にわたり、まき網漁業を通して、日本の水産業発展に寄与してきました。今後も、大中型まき網漁船団3船団、海外まき網漁船2隻を用いて、安全で魅力ある漁業を志します。また、海産物問屋マル源によって、「お客様が本当に求める漁獲物のあり方」を模索することで、皆様に必要としていただける企業を目指し、努力してまいります。
「漁船」のこだわり
東シナ海を中心に50年以上まき網漁業を生業としてきた漁師たちが旬の時期にこだわり、プライドをかけて漁獲したサバです。
金華沖サバの特徴
一、脂質の高い太平洋系群
二、脂質の高い時期
太平洋系群のサバの中でも、12月の一番脂質が高い時期に漁獲
三、脂質の高い水深
マサバは生息域の水深が深いほど水温が低いため脂質が高いが、旋網漁業であれば他の漁業では漁獲できない水深のマサバを漁獲することが可能(水深約100m)
「凍結」のこだわり
陸上凍結では出来ない、「生きたまま急速凍結する」ことを理念として、ベテランの漁師が、最新鋭の船を用いることで、作ることが出来るサバです。
船凍の特徴
一、アニサキスの排除
-40℃で24時間以上凍結しているため、食中毒である「アニサキス症」になることはありません。
二、ヒスタミンの排除
漁獲後、即急速冷凍しているため、食中毒の元となるヒスタミンが増加することはありません。
三、色素たんぱく質の変色の回避
色素たんぱく質が変性すると言われる-30℃以下の超低温で保管しているため、変色しません。